小泉進次郎農相の陣営が、インターネット上の配信動画に小泉氏を称賛する「やらせコメント」を書き込むよう要請するメールを陣営関係者や支援者らに送信していた。
- 小泉進次郎陣営がニコニコ動画の配信で「やらせコメント」を支援者らに要請
- 広報班長である牧島かれん氏の事務所が関与し、陣営側は報道内容を大筋で事実と認める
- メールには小泉氏称賛コメントに加え、高市氏を中傷する例文まで含まれていた

コメントにまでKPIを設定するとは、ヤバすぎでしょ。
SNSの反応
さすがに週刊誌の飛ばしだと思ったけど、認めたんだ。
— どんぐり (@book_donguri) September 25, 2025
これはちゃんと対応しないと、進次郎詰んじゃうよ。
やらせコメントは、総理大臣の器として問題なしだと思いますか?
— たねちゃんねる(TaneChannel)@AI Researcher (@tanep3) September 25, 2025
これってやっちゃったなーーって思いましたけど…よくよく考えたら駅前で演説するから応援の声お願いしますねーと変わらない気もするんですが、どうなんでしょう??
— あにやん (@aniyan_827) September 25, 2025
ちゃんと回答したことは評価できると思います。
— ペケぺ (@pekepe51) September 25, 2025
特にメディア、政治家は自身に非を問われた場合で非がありそうな場合でも、無視しきって終わらせる方々が多いのて良い対応だと感じました。
これから政府も軽々にSNS規制とか言えないはずですし、…
ナマゴエどころか作り物の声で賞賛浴びるのってどんな気持ち?ねえねえ今どんな気持ち?高市さんにも言う事あるんじゃないの?
— e e (@ee35368993) September 25, 2025
気ままに考察
この問題は、単なる脇の甘さで片付く話ではないわね。 あまりにもデジタルリテラシーが低いことが根本原因だと分析できるわ。
陣営は総裁選という短期決戦において、SNSや動画サイトの「熱量」が重要だと認識したのは良いけれど、その熱量を生成する手法があまりにも稚拙だったのよ。ネットでポジティブな空気を作りたいなら、本来は高度なステルス技術を使うべきなのに、身内にメールで要請するという、情報漏洩リスクを完全に無視したアナログ手法を選んだ時点で、ガバナンスが機能していない証拠ね。これじゃ、バレるに決まっているわ。
さらに致命的なのは、ライバルである高市早苗氏に対する誹謗中傷例文をわざわざ24個のリストに含めた点。これは広報戦略として完全な自殺行為だわ。「事務所が独断で事例を示した」と釈明しているけれど、本質はネガティブキャンペーンを身内に推奨したことに変わりないはず。これが世に出れば即ブーメランになることを予測できなかった時点で、危機管理能力の欠如が浮き彫りになるわね。
要するに、ネットの表面的な盛り上がりだけを欲しがり、その背後にある倫理やリスクを全く理解していなかった。政治家もウェブ戦略を語るなら、まず基礎を勉強すべきだわ。

昭和のアナログ戦術を、令和のデジタル戦場に持ち込んだ結果よ。
個人的な感想
正直、「ツッコミどころ満載かよ」としか言えない、爆笑レベルのニュースだわ。 総裁候補の陣営が、よりによって「ニコニコ動画」の配信で「ポジティブなコメント」を書いてくれって、その戦略のセンスがまず面白いじゃない。主戦場はX(旧Twitter)でしょ。
しかも、陣営が提供した例文が「これ本命候補でしょ!」「なんか顔つき変わった!?」とか、昭和のアイドル雑誌みたいなテンションで、絶望的にダサいのよね。これ、本当に今のネットユーザーが書き込むコメントだと思っているのかしら。ネット世論を操るどころか、ネット世論を舐めているとしか思えないわ。
好意的なコメントを生成したかったとしても、ステルスマーケティングの基本として、絶対に手動で、しかも身内に指示するなんてやらないはずよ。バレた時のダメージが桁違いになるのは、SNSやってる幼稚園でも分かるレベルの話だわ。
今回の件で、小泉氏が前回総裁選で指摘された「討論力」ではなく、「実行力より聞く力」に態度を一変させていた、っていう流れ を含めて考えると、彼らが今最も欲しがっていたのは、中身ではなく、表面的で操作された「民意の声」だった、ってことなんでしょうね。

Z世代は騙せない。政治にこそWebマーケティングが必要よ。
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