サントリーHDの鳥井社長は、新浪氏辞任について「関係者にご心配、ご迷惑をおかけすることを心よりおわびする」と謝罪した
- サントリーHD新浪会長の自宅が違法薬物事件で家宅捜索された
- 新浪氏本人は関与を否定し、薬物も発見されなかった
- しかし同日、サントリーHDは緊急会見を開き、新浪氏の辞任を発表

潔白主張しても即辞任。企業倫理とか、そんな綺麗事じゃないでしょ。
SNSの反応
気ままに考察
今回の新浪氏辞任、これって「違法薬物が見つからなかった」という事実よりも、「自宅が捜索された」という”事態”そのものが引き金になっているわけだ。論点はそこにあるでしょ。福岡県警が違法薬物事件で逮捕した男の捜査の過程で、新浪氏の名前が関係先として浮上した。これが7月の話。そして8月には自宅捜索が行われた。この一連の流れが、まさに事の発端。
確かに、本人は関与を否定しているし、実際に違法薬物も見つかっていない。つまり、法的には「シロ」だ、って話。でも、企業経営、特にサントリーHDという巨大企業のトップ、さらには経済同友会の代表幹部という立場を考えれば、「捜索を受けた」という事実だけでアウト。世間がどう見るか、レピュテーションリスクを考えれば、それ以外の選択肢はない。
企業はリスクヘッジのプロ。警察の捜査対象になった時点で、もう企業のブランドイメージには傷が付く。特に酒類を扱う企業で、コンプライアンス意識の高さは必須なわけ。ここで「薬物不検出だから続投」なんて判断を下せば、株価は暴落、消費者からの信頼も失墜。鳥井社長が謝罪しているのは、まさにこの「関係者にご心配、ご迷惑をおかけした」という事態に対してでしょ。辞任は、見つからないまでも捜査対象になった時点で、企業として迅速に”対応”しただけ。ある意味、極めてロジカルな判断ってことだ。

企業はリスク管理が命。捜索事実でアウト、それが全て。
気になる質問
- Qなぜ違法薬物が見つからなかったのに、新浪氏は辞任する必要があったのか?
- A
見つからなかったのは事実だが、捜査機関(福岡県警)から自宅捜索を受けたという”事態”が、サントリーHDの社会的信用やブランドイメージを著しく損なうリスクがあるため。企業は法的な有罪・無罪以前に、疑惑そのものが企業価値に与える影響を避ける判断をしたと推測される。
- Qこの出来事によって、新浪氏個人とサントリーHDはそれぞれどのような影響を受けると考えられるか?
- A
新浪氏個人は、経済同友会代表幹事やサントリーHD会長という要職からの退任を余儀なくされ、経歴に大きな影響を受ける。サントリーHDは、迅速な対応で株価への直接的な影響は最小限に抑えつつも、企業イメージに対する一時的なネガティブな印象は避けられない。
- Qもし今回の情報が外部にリークされず、水面下で処理されていたら、結果は異なっていたのか?
- A
もし情報が公開されなければ、世論やメディアからの圧力がなく、新浪氏が辞任に至らなかった可能性は十分にある。しかし、いずれにせよ捜査を受けたという事実は、企業内のリスク管理としては問題視され、何らかの形で役職変更や処分は検討されたはず。
個人的な感想
いやもう、これXでトレンド入りするの平常運転すぎて逆に面白いわ。企業トップのゴシップってなんでこうも定期的に湧いてくるかね。今回も「違法薬物見つからず」って明記されてんのに、問答無用で辞任。これって要するに「疑われたら負け」ってことだよね。法的な無罪とか、そんなもん誰も気にしちゃいない。大事なのは「クリーンなイメージ」ってやつ。
サントリーHDの鳥井社長が即座に「ご心配、ご迷惑をおかけした」と謝罪するあたり、もう秒速で炎上鎮火モードに入ってるのが見て取れる。このスピード感、Webマーケターとしては見習うべき対応速度かもしれない。火消しのプロ中のプロって感じ。 「本人は否定している」って情報も同時に出てるけど、それって「言わせてはみたけど、まあ、体裁だからね」って聞こえてくるの、俺だけ?Xのタイムライン見てたら「結局、誰がリークしたんだよ」とか「見つからなかったのに辞任はかわいそう」みたいな意見もチラホラあるけど、そんな感情論、企業経営には一ミリも関係ないわけ。この件、まさに現代の「デジタルタトゥー」の企業版って感じだわ。一度疑われたら、もう終わり。潔癖症すぎるだろ、世の中。

疑われたら即辞任。法より世論、それが現代の企業経営。
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